GL21のこれまでの歩み
岐阜県の試験研究機関である県セラミックス研究所が呼び掛け、1997年に美濃焼産地の有志企業や地元の研究機関、行政などが集い「グリーンライフ21・プロジェクト」が立ちあがりました。
そして、家庭やレストランや学校給食などの使用済み食器・不用食器の回収、粉砕・原料化、製土・ 製陶、物流、販売、使用といった食器の全ライフサイクルで環境負荷低減を実現するために、実験、研究を重ねています。
1997年6月 | ・県セラミックス研究所及び産地企業9社にて、グリーンライフ21・プロジェクトを設立。陶磁器リサイクル研究がスタートする。 |
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1999年 | ・エコマテリアル国際会議「陶磁器リサイクル研究」を発表/岐阜市 ・不用食器の回収実験及びリサイクル食器をテスト販売/横浜市 |
2000年 | ・セラミックスデータブック2000年版に「陶磁器リサイクルとLCA」を発表/工業製品技術協会 ・外務大臣官房“JAPN VIDEO TOPICS”取材、海外配信 ・リサイクル推進功労者表彰「通商産業大臣賞」受賞 ・土色彩生シリーズ:岐阜県産業廃棄物リサイクル認定製品に認定 |
2001年 | ・グッドデザイン賞2001 特別賞「エコロジーデザイン賞」受賞ならびに大賞候補にノミネートされる/Re-食器/saisei001 |
2002年 | ・中部の未来創造大賞「特別賞 中日新聞社賞」受賞 ・第6回国際陶磁器展美濃陶磁器デザイン部門「審査員特別賞」受賞/県セラミックス研究所 |
2003年 | ・グッドデザイン賞2003「新領域デザイン部門」受賞 ・第6回アジア国際デザイン会議「Re食器デザイン」を研究発表/つくば市/県セラミックス研究所、多治見市意匠研究所 ・国際デザイン交流協会「中国デザイン振興事業」にてRe-食器デザインを講演/上海&広州/県セラミックス研究所(長谷川氏) |
2004年 | ・国際交流基金海外巡回展プログラム「現代日本デザイン100選」に選定される。 ・セラミックデータブック2004年版「原料のリデザイン」を発表/工業製品技術協会/県セラミックス研究所(長谷川氏&水野氏) ・日本環境協会「エコマーク」 日用品・焼物分野で第1号認定をうける/Re-食器/Pokelaシリーズ ・多摩市地域との連携において経済産業省委託事業「環境コミュニティビジネス・モデル事業」を行う。 |
2005年 | ・日本国際博覧会協会 愛・地球博「愛・地球賞」受賞。 ・万博・中部千年共生村ワークショップ「やきものリサイクルでわくわくアート」を企画(県セラ研)。 ・万博公式記念グッズの開発及びEXPOエコマネー事業に参加。 ・食器リサイクルの全国組織「食器リサイクル全国ネットワーク」の設立に参加。 |
2006年 | ・日本環境経営大賞「環境価値創造パール大賞」受賞。 ・新日本様式協議会「新日本様式100選」の選定を受ける。 ・Re-食器・Pokela/インテリアライフスタイル展「mono magazine AWARD」受賞。 |
2007年 | ・容器包装3R推進環境大臣賞奨励賞受賞(製品部門) |
2008年 | ・北海道洞爺湖サミット・近未来型住宅「ゼロエミッションハウス」出品ならびに総理夫人主催ティーパーティで採用される。 ・エコプロダクツ2008出展(2001年から連続出展) |
2009年 | ・オーストラリア シドニーで開催された“オーストラリア セラミックス トリエンナーレ”に参加、長谷川氏が「Re-食器デザイン」を講演。 |
2010年 | ・天皇皇后両陛下行幸啓/Re-食器 ・地元多治見市の使用済み食器の行政回収がスタート。全国で11自治体に広がる。 ・文部科学省事業(都市エリア型):環境調和型セラミックス新産業の創出事業にGL21PJ企業参画。50%配合型Re食器をエコプロダクツ2010に出品(県研究開発財団ブース)する。 |
2011年 | ・「循環+低炭素」をテーマに再生材50%配合のRe-食器“Re50”の商品化に取組む。(財)岐阜県研究開発財団・地域資源発掘活用プロジェクト事業及び岐阜県モノづくり商品開発支援事業においてRe50“MINORe(ミノリ)”を開発(2012年販売)。 ・オーストラリア NSW大学 College of Fine Artsで開催された“Collaboration in Experimental Design Research Symposium に参加。長谷川氏がGL21の地域や技術におけるコラボレーションを講演するとともにInternational Research Workshopに参加。 ・明治安田生命の月刊誌「ライフ&ライブズ」でGL21を紹介される。 ・BS朝日「エコの作法」取材を受ける(11月18日・25日放送「託す×エコデザイン」で紹介される)。 |
2012年 | ・岐阜県セラミックス研究所創立100周年。 ・ドーム焼き物ワールドに出展。 ・雑誌「いきいき」(現「ハルメク」)から取材を受ける。 |
2013年 | ・東京で開催されるユニセフのイベント「Tap Project Japan 2013」に協力。 |
2014年 | ・びわ湖環境ビジネスメッセ「エコプロダクツ部門」に出展。 ・国際陶磁器展美濃2014にてGL21に関連する素材を用いた小田陶器の天野里栄さんの作品が銀賞を受賞する。 |
2015年 | ・小規模事業者地域力活用新事業全国展開プロジェクトに採択される。 ・岐阜県モノづくり商品開発支援事業においてTRIPWAREを開発(2016年販売)。 ・びわ湖環境ビジネスメッセに出展。 ・第20回資源循環型ものづくりシンポジウムで優秀研究賞を受賞。 |
2016年 | ・テーブルウェアEXPOに出展。 |
2017年 | ・Webページと想いをつなげるメッセージ訴求動画1と作り手使い手のインタビュー動画2を制作する。 ・国際陶磁器フェスティバル併催事業「美濃焼と未来」と題し、展示PRを行う ・「最新 材料の再資源化技術辞典」(産業技術サービスセンター、発行:2017年8月)に「陶磁器のリサイクル」執筆。 ・「伝統工芸のきほん①焼きもの」(理論社、発行:2017年11月)でリサイクルの取り組みが紹介される。 |
2019年 | ・テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ」で再生をテーマとした制作に協力する。 ・テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ」でGL21の取り組みが紹介される(2019年11月8日)。 |
2020年 | ・国際陶磁器フェスティバル美濃’20 で特別メニュー(ランチ)にRe-食器を使用(COVID19の影響により翌年に延期され、イベントも縮小開催) |
2022年 | ・東京ドームテーブルウェアフェスティバルにて「やきもののリサイクル ~器から器へ~」と題し、会員企業の株式会社たち吉のイベント事業でGL21の活動を紹介する。 ・セラミックバレー・クラフト・キャンプ(CCC)(瑞浪市にて開催)に出展。 |
2023年 | ・セラミックバレー・クラフト・キャンプ(CCC)(土岐市にて開催)に出展。 |