器から器へ
回収する
家庭、レストラン、カフェ、給食などで使われた使用済み食器を回収
粉砕する
荒く粉砕した後、20%&50%の割合で粘土などに混ぜ込み、さらに約7ミクロンにまで粉砕
リサイクル陶土の製造
陶磁器・焼き物をつくる坏土(はいど)に再生
器を作る
再生杯土を練った後、食器などをロクロや鋳込みで成形、焼成
使用する
様々な場所でGL21の素材で作られた食器が使われています
陶磁器・焼き物の資源循環と環境負荷の少ないモノづくり
岐阜県東濃西部に位置する美濃焼は、伝統的焼き物をつくる一方で、自動成形ライン、 トンネル窯、絵付け転写などの量産技術・設備の導入によって国内有数の大産地に成長してきました。
いいかえれば大量生産・大量消費・大量廃棄といった 20世紀型経済システムを背景に発展してきた産地ともいえます。作り・売ることの社会的責任、ただ単に作り・売るだけではなく、使い終えた後もきちっと責任がもてる産地、「ごみ」の発生を少しでも抑制し、貴重な資源を大切に使い、少しでも自然環境へのダメージを軽減させるモノづくり・・・・こんな産地形成をテーマに、陶磁食器の資源循環ループの創出をになう有志企業、 リサイクル技術や素材を研究する地元の公設試験研究機関、リサイクル活動を支援する地元行政、環境技術やエコデザインをサポートする専門家などが集い、グリーンライフ 21・プロジェクト(GL21)を構成しています。